2015年9月27日日曜日

女子力♥︎려욱♥︎

『자기야~♥︎마니 먹어♥︎』
(ハニー♥︎沢山食べてね♥︎)

そう言いながら両手にお皿を持ちながらエプロンをつけたリョウクがキッチンから歩いてくる。



「고마워~려욱아♥︎」
(ありがと〜リョウク♥︎)


手料理を振る舞うから早く帰って来てね♥︎と言われたのでなるべく急ぎ足で仕事から帰る。
私の帰りを見計らったかのようにピッタリと全ての準備が整ったテーブルに通される。

【すごっ‼︎‼︎】

こんなに沢山作ったの?と聞くと

『간단 해요〜!』
(かんたんだよ〜!)


とニコニコしながら返される。
すごい女子力。。。

『먹을! 먹을‼︎』
(たべよ!食べよ‼︎)

エプロンを外したリョウクが隣に座って私が食べるのを待っている。

「잘 먹겠습니다!」
(いただきます!)

【。。。っうま!】

黙ってしまった私の顔をリョウクが覗き込んでくる。

『무슨 일?』
(どうかした?)


『맛이 없다?』
(美味しくない?)

心配そうにしながら聞いてくるリョウクに今の気持ちを素直に話す。

「아니...진짜 맛있어요.너무 좋아요!!」
(違うの...ほんと美味しかった!とても好き!)

『하지만 내도 요리 해주고 싶은데...』
(だけど、私も料理してあげたいのに。。。)

リョウクの方が上手だから女子としての自信がないよ。。。と付け加えるとなんだそんなこと?とリョウクがクスクス笑う。

그럼...
(じゃあ。。。)


僕は韓国料理を作るから君は日本料理を作って?
それなら僕より上手でしょ?
あ!でも、ラーメンは一緒に作ろうね?

ニコッとそう言って自分も料理に箸をつける。

『응!잘아다!』
(うん!上手!)


と自画自賛して笑う。

もぅ。。。フォローまで上手なんだから。
と、勝てない女子力を見せてくるリョウクに改めて完敗した気持ちになる。


【はぁ。。。肉じゃがのレシピお母さんに聞いておこう。】

こうして日本食の特訓が始まるのでした。





*画像はお借りしました。

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